40代…40歳を過ぎてサーフィンを始めた社長がモルディブに行くまで・・・著者:岩崎せいじ|40歳(アラフォー)からのセカンドライフ・人生の楽しみ方

エッセイスト 岩崎 せいろ
エッセイスト 岩崎 せいろ
そんな人には・・・旅を推進します
「旅」と言っても、別に世界一周しなくても良いのです。一週間でも3日でも一泊でも。

ガイドブックなど持たず一人で歩いてみて下さい。いろいろな人に話しかけてみて下さい。いろいろな人を感じてみて下さい。
長期な旅をする時間が無ければ、1週間でも3日間でも一泊でも・・・出来れば日帰りじゃなく、夜を超え・・・日をまたぐ旅が良いですね。

巷で「自分探しの旅をする!」と言う言葉を発している人を見かけます・・・
しかし、そんなもの旅では見つからないョ
だって、人生そのものが自分探しなのですから!そんな簡単に「自分」なんて見つかりません!^^;;

人生とは、一生を使った「自分探しの旅」なのです。
時間的に、金銭的に、身体的に、その他様々な状況において長期間の休暇が難しい人もいます。別に世界一周だけが旅の醍醐味じゃありません。
旅は一カ国や一つの街を長期間でも短期間でも良いと思います(いろんな味があります)

勿論、世界一周が悪いわけではありません。それはそれで良いものです。

が・・・

子供の頃の運動会・徒競走で一番になったことや、富士山に登ったことを、ず~っとアピールして肩書にしても「変」ですよね^^;
ちょっとしたお酒の席で笑い話のネタくらいが丁度いいのではないでしょうか。
前回、『世界一周をしたことがある人の中に、その経験だけを自慢気に話す人がいます。
しかしちょっと、そんな人は虚しいかな・・・
』でもお伝えしましたが、
ワーキングホリデーなども、あくまでも人生のちょっとした通過点と思って旅をしましょう。
「人生の1ページ」「ワーキングホリデーという言葉の遊び」くらいに思って楽しむのが良いのではないでしょうか。

ワーキングホリデーを「かけがえのない経験」と思うのが悪い事ではありませんが、そのくらいの事で「かけがえのない」って言っていると、その前の学生時代の出来事や、これから起こる沢山のドラマが薄っぺらい物になってしまいますよね^^;;

出来れば人生の1ページじゃなく「数行」くらいになれる様々な経験・濃厚な歩み「人生という旅」をおくれることを目指して生きて行こうじゃありませんか!^^
友達や彼氏・彼女・家族・知人・仲間などとの旅が悪くはありません。それはそれで素晴らしいものです!
(そのような人との旅は違う意味で素晴らしいものです)

しかし、ここで言う「旅」は自分自身の「リセット・気分転換・発想転換・見つめ直し・発散など」ですので・・・
複数での旅も良いのですが、一人旅って良いもんですよ。

若い人には申し訳ないけど。残念ながら10代の頃は悩み・ストレスは絶対にあるものです。どんな人も、どこの国の人でも、どれだけのヒーロー的存在の人でも、人間という生き物は絶対に「10代の頃は悩みや世の中に対するイライラ・ストレスが必ずあります」
でもどうか「自分を責める、自分を戒める」考えはしないで下さい。どうか、それだけはしないで下さい。

どうか、自分が知る(探せる)全ての人生の先輩を対象に、だれでも構いませんので、どんどん相談や会話をしてみて下さい。
自分の考えを話してみて下さい。
人生の先輩の意見を聞いてみて下さい。

また、なんのスポーツでも、上手くなくても下手でも構わないので、自分が興味を抱くスポーツをしてみて下さい。
学校の部活が「嫌」であれば、学校以外でもなんでも構わないのです。
本当にどんなスポーツでも良いのです。スポーツと言うよりも身体を動かすものなら何でも良いのです。身体を動かし汗を流しながら夢中になっていると脳ミソがそのストレスを忘れさせてくれます。
また、どうしても「身体を動かすのが好きじゃない!」と、思うのなら「音楽」又は「本」が良いです。
やはりどんな音楽でも結構です。楽器に夢中になるのでも構いません。
「本」もいいです
図書館に行って、端から本を見てみて下さい。
どこかに貴方が「!」と、思う、興味が湧く本が有るはずです。

「スポーツ」「音楽」「本」

どうぞ、触れてみて下さい。

そして、中学校・高校を卒業しても尚、どうしてもその鬱憤・ストレスが弾けておかしくなりそう、と、言うのなら、
旅に出てみて下さい

短期間でも・・・
しっかりと考えながら・・・
その①の「10代の方へ」でもお伝えしましたが
20代の人も30代の人も40代の人も50代の人も60代の人も70代の人も80代の人も・・・悩み疲れたら、旅に出てみて下さい。毎週末でも毎月でも短期間でも長期間でも。

そんな時に一番良いのが「旅」です。

そして
もう一つあげるなら「打ち込める趣味」です。

どうぞ、どうぞ、行動してみて下さい。
世の中のどんな事にでも、肯定的な意見があれば、否定的な意見もあるのです。
世の中には「自分探しの旅」などと言って社会から逃避する放浪旅をしている方が多々います。
時にはそんな旅も良いかもしれません。時には・・・

が、しかし!

このような旅からは早く卒業しないといけません。

このような旅は「人生逃避旅」と言い、自分の人生を逃げ出してしまっていることです。
このような旅をずっと行う事は、自分自身にも社会にも周りの人にも何一つ良いことがありません。
先ず、
自分自身が「自分探しの旅」と言いながら「人生逃避旅」をしている事を認める事です。
別に「人生逃避旅」全て悪いわけではないのです!
人は誰でも「逃避」したくなる時があります。

ただ、
それを認めるのは大事なのです。
そして、
自分で「どのタイミングで区切るか」「どう目的を決めるか」ある線を、目標を決める事が大事です。

どうか「人生逃避旅」からは、早めに卒業して下さい。

そうしないと、どんどん「負のスパイラル」にハマってしまいます。人間は「自分の行動を正当化してしまう生き物」なのです。
出れなくなってしまい・・・人生がもったいないです

どうぞ、区切りと目標を決めて参りましょう!!
ひきこもっている人には「旅」は本当に魅力的なものだと思います。

社会がうざい!親がうざい!友達がうざい!
では、どうでしょうか、全てを捨てて、誰も知らない街へ、国へ行ってみては?

ひきこもりになりたくてなった人などいませんよね?
  貴方も引き篭もりになりたくてなったわけではありませんよね?

どうぞ、好きなように旅に出てみては?
人生の楽しみ方の「ヒント」があるかも知れませんよ^^
ここでの「旅」では、るるぶ旅行は入っていません!るるぶ旅行はそれはそれ・・・
自分自身を見つめ直したり、感性を探すにはるるぶ旅行はお勧め致しません^^;;

るるぶさんゴメンナサイm(__)m
海外の国々を自分の足で歩き、そしていろいろな事に触れ、携わると、どんだけ自分が(日本が)恵まれた環境の国なのかがよ~く解ることでしょう。
その国で暮らし生活をした方がより解るでしょうが、でも「旅」でもいろんなことに気づかされます。
そして多分色んなことを考えさせられ、そして自分自身の考えが少しづつ変わる人も・・・

あれ?自分が思っていた「大人や社会に対するストレスやイライラ」って何だったんだ??
・・・自分自身の「無知」を知ることでしょう。

人に諭され、教育され理解する人も多々いるのですが、体感しないと解らない人もいるのです。

因みに、私岩崎せいじは「実際に体感しないと解らなかった人間」の一人です・・・
世の中のインフラがどんだけ便利になろうとも、自分達の身の回りのもの物がどんだけ進化し豊かになろうとも、人間の幸せ感は上がりません。
むしろ反比例していきます・・・それが人間という生き物なのです(特に日本人は・・・)
どんどん、自分が不幸に感じてしまう。

例えば、
よくテレビ・マスコミなど世間では「今の政治家はダメだ!」とか「今の総理大臣は無責任だ!」などとの声を耳にしますが、これは、10年前も30年間も50年前も・・・その前もその前もずっと同じなのです。
しかし、メディアや世間の日本人は「今が酷い」「あいつがダメだ」と言います。過去もずっとそう言っていたはずなのに・・・

巷では「今は、こんな時代だから」という声も常に聴きます
しかし、現在の世の中は間違いなく「便利」になり「豊か」になり「インフラが整ってきている」のです。
戦後、戦中、戦前より、間違いなく便利になり豊かになり、そして世の中は治安が良くなり風紀は良くなっているのです。

しかし、
テレビやメディアなどでは、ニュースを大々的に盛って取り上げないと視聴率も関心も利益売上も上がらないので、より高度なテクニックを使い関心を引こうと奮闘しています。
インターネットやSNSも同様です。
芸能人も会社企業も個人も必死になって盛って盛って盛りまくります・・・^^;

それに多くの人間はそれにどんどん振り回され、また自分自身も振り回し役に回ることも行っています。
特に日本人のタイプはブレブレに振り回されやすい人種なのでしょう。周りに流され易いのです。

「絶対的幸せ」感を楽しめるタイプと「相対的幸せ」感でしか楽しめないタイプ・・・

どうぞ前者を感じ楽しめる、ポジティブ人間になりましょう!
旅をしたって人生が良い方向へ行くとは限らない。
しかし、多かれ少なかれ「考え方が何か、何か少しでも変わる」
何が変わるって?

周りが変わるんじゃなくて・・・

自分自身の何かが変わるのです! 少しづつ、すこしづつ。
仕事が上手く出来ない人やしていない人または、仕事に疲れている人などの中には、会社で働いているサラリーマン方々など日本人ビジネスマンを「情けない、つまらない人間」と見下したり、揶揄したりする人がいるようですが、果たして本当にそうなのでしょうか?

ビジネスマンは、そりゃぁ多かれ少なかれストレスや悩みを持っているでしょうが、それが、どこまでダメなことなのか?
僕の感覚では、少なくとも半分以上のビジネスマンは、多少のストレスはあるだろうけど、仕事をしている時間を楽しんでいるように思います。

遣り甲斐を持って生き生きと仕事に取り組んでいる人も多々お目にかかります
と、言うより「仕事に遣り甲斐をもって生きている人間の方が魅力的で、人生を楽しめているように見えます。
趣味にも、遊びにも、仲間、家族にも・・・」

多分、サラリーマンは(特に日本人?)みんな不幸だ!イヤイヤ仕事をやっている・・・と、思いたがる人間が多いのではないでしょうか?
特に仕事が上手く出来ない人・・・その会社やクライアント・お客さんにたいして嫌な感情を抱いている人は「みんな自分と同じように不満と思っている!」と、思いたいのでしょう・・・

そんな人ほど「一人旅」は良いと思います!
昨今は、人の行動や意見をすぐ否定する世の中です。
タレントや政治家など有名人などにおいては・・・
不倫など男女問題や教育・指導問題などにおいても、人を徹底的に叩きまくります。

あの人の行動は嫌い! マスコミなどメディア報道の仕方が一番の問題なのでしょうが、そんなに好きか嫌いを二極化する必要はないように思います。

好きじゃない = 嫌い ??

そんなこと無いですよね~
ただ、最近は、そこが極端になってしまっているのだと思います

好きじゃないってことは 嫌い なのだ と・・・

「いやいや、 好きじゃないだけで、 別に、嫌いじゃないょ」
そんな考えで良いと思いません?
このままいったら、世の中、みんな嫌いな人間になっちゃいます^^;

だって・・・
家族だって、友達だって、誰だって、自分とは違うところがあるし
好きじゃない部分を誰だって持っていますよね?

私岩崎も、心小さく、融通幅が狭い人間の1人かもしれません。少しでもこれを思い出すよう努力しております^^;
皆さんもどうぞ、どうぞ・・・